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先生、ブーツ履けました!

氏名
たなか ともこ
ふりがな
田仲 智子
所属
一般社団法人日本エイジレスバレエ・ストレッチ協会
有資格
エイジレスバレエ・ストレッチ講師指導士 エイジレスバレエ・ストレッチ認定講師
想い
"日本の中高齢者の常識を変えたい・・・という思いから、このエイジレスバレエ・ストレッチを考案しました。元気で活発でイキイキした後半人生をおくる中高齢者の方々・・・。 「人生最後の日まで自分の足で歩く」ことは、その前提条件になってきます。 「エイジレスバレエ・ストレッチ」は、日本で誕生した中高齢者向けの健康な身体をつくる専用プログラムです。医師の監修を受け、クラシックバレエの素晴らしいメソッドと体幹トレーニングを、中高齢者向けにアレンジしたレッスン内容です。 40、50、60、70、80歳からスタートして一生涯続けられる、ゆるやかな動きのプログラム。特に大切な「腹筋・背筋・お尻・太もも・ふくらはぎ」といった大きな筋肉の強化とともに、関節の可動域を広げていきます。 クラシック音楽とともに、呼吸法も取り入れ、ゆったりとした動きで、自分自身の体に向き合いセルフサポートをしていく。 お一人おひとりの意識で変えられる身体(=人生)をスタートしていただきたいと願っています。 運動を全くしたことのない方でも簡単にスタートできて、しかも楽しみながら長く続けられるエイジレスバレエ・ストレッチを一人でも多くの方に知っていただき、体感、継続いただくことこそ、健康寿命の獲得、そして一歩進んだサクセスフル・エイジング※の実現だと考えます。 ※サクセスフル・エイジング サクセスフル・エイジングとは、直訳すると「幸せな老後」と訳されますが、単に偶然幸せになったという意味ではなく、成功裏に老いるという加齢のプロセスについての意味が含まれます。 「病気、ケガを避ける」「高い精神的・身体的機能の維持(=自立して生活ができる)」「人生における熱心な活動(=夢や希望がある)」の3要素が備わっている(=自助努力で備えること)が サクセスフル・エイジングに繋がると考えられています。 (「サクセスフル・エイジング」はアメリカのマッカーサー財団により実証研究が行われ、健康的で活動的で生産的な高齢者を調査した結果、その要素が見出されました。
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ロングブーツ、なかなかサイズのあうものがなく見つけてもワンシーズンしかもたない。

ふくらはぎの圧力に負けて、チャックが崩壊してしまうのです。

ワンシーズンで履けなくなるのはなんとももったいないお話。

 50代の生徒さんのお話です。

エイジレスバレエ・ストレッチをはじめる前までは、苦難のロングブーツ時代を過ごしておられました。

はじめてスタジオに来られた時

「・・・・なるほど」

ひとつはむくみです。足のむくみがひどく、ふくらはぎはもちろんのこと、足首や足の甲までむくみが。

布製のゆとりのあるバレエシューズを履いてのレッスンですが、甲の部分を交差するゴムが皮膚にくいこんでいました。

 時間をかければまずはむくみが解消していくだろうと考えました。

普段はデスクワーク、普段は運動をされていませんので、日々むくみが解消されないまま過ごされている可能性がありました。

 レッスンの中で姿勢をつくる際に、足の指を広げるのですが指が広がらない。そうですよね。普段は靴の中で縮こまっている足の指。

靴を脱いでも指を開く必要性がありません。

 レッスンでは凝った筋肉をゆったりとほぐし、関節も呼吸とともにゆっくりと可動域を広げていきます。

足の指も体を引き延ばすイメージで広げていきます。

全部の足の指だけを床から上げてパーと広げる、そして親指の腹だけをつける。

次は小指だけをつける・・・・。

こういう地味な動きを続けます。

 最初は多くの方から

「指がツル!!

という声が上がります。

無理しない範囲で毎回地味に続けていくと、3カ月から半年くらいで、皆さんつらなくなってきます。

 指以外でも呼吸とともに下半身ストレッチを行うことで、この生徒さんは1年半くらいでロングブーツがすっと履けるようになったのです。

もちろんチャックは崩壊しません。

 この時、彼女の足のむくみはほぼなくなっていました。

足の甲にゴムがくいこむこともなく、今までなかった足首も出現してきました(くびれが出てきました)

 意外と意識にない足の指、実はすごい可能性を秘めています。