「真っ直ぐ立つ」は生活の質を上げる
「姿勢」が悪くなっていくと、様々な不調につながっていくことを、以前書かせていただきましたが、今回は『悪かった姿勢が良くなっていくと生活の質がグッと上がる』ことをお伝えしたいと思います。
まず、生徒さん達の嬉しい声からそのままご紹介すると、
「階段の上り下りが楽になりました」
「膝が痛かったのが楽になりました」
「片足立ちで靴下がはけるようになりました」
などです。
何が起こっているかというと、
「真っ直ぐ立つ」(=「重心」と「体幹」を整える)と「バランスが安定」します。
「バランスが安定」するとは、すなわち前後・左右へのブレが少ないから、
階段の上り下りも楽になるし、膝への負担も軽くなるし、片足立ちも安定して、
生活は安定&快適になります。
「バレエ」は徹底的に、「真っ直ぐ立つ」が基本。
そのために究極、人間の持っている「骨格・筋肉・関節可動」を理に叶った方法で最大限生かすことへと行きついています。
では、「真っ直ぐ立つ」ために体をどのように整えるのか?
ざっと、以下の様な点があります。
・「足の裏、足の指の感触を感じ。土踏まずの上に立つイメージ。」
・「股関節・膝関節・足首の関節の中の力は抜く。」
・「太腿の内側の一番上、付け根の辺りはピタッとくっつけ、足は1本のイメージ。」
・「腰の位置は高く。」
・「腹筋(丹田)は小さく集めるように。」
・「お尻は小さく丸く高く。」
・「背骨をひとつひとつ、上へ上へ、高く積み上げていく。」
・「背骨周辺の腹筋・背筋は背骨と共にしなやかに伸ばす。」
・「首の骨もひとつひとつ、上へ上へ、高く積み上げていく。」
・「頭のてっぺんは、より高いところを目指す」
・「首の後ろはスッと伸び。」
・「肩、脇、腕の力は抜く。」
・「呼吸はリラックス」
書き出すとすごい量ですね。
これだけの事を網羅して立つのはとても大変に思うかもしれませんが、
目指すところは、これだけの事を体に覚え込ませて、
意識しなくても当たり前になることです。
これが身につくと、常日頃の生活の質が何かと上がります。
エイジレスバレエ・ストレッチでは、この感覚を身に付けるまでに、
週1回のレッスンを1年ぐらい続ければ多くの方は身に付きます。
感覚は、一度身に付けてしまえば、それ以降はこっちのもの!
難しいと感じることは無く、毎日使える便利なスキルとなりえます。
そんなこともあり、多くのエイジレスバレエ・ストレッチの生徒さんへお伝えしています。
1年はレッスンを続けて、
「真っ直ぐ立つ」感覚が当たり前になるところまで頑張って!!
そしたら毎日の生活をもっと快適に過ごせるから!